パラオ2

なんか毎月のようにダイビング旅行していますが、今回はパラオにいつものようにかみさんと二人のダイビング旅行で行ってきました。

1日目-成田空港からパラオへ(2013/3/8)

チェックインを済ませるとラウンジで一休みです。ラウンジのビールが侍ジャパンのビールでした。頑張れ日本!

今回はデルタの直行便を利用します。Boeing757-200のDL97便は定刻にきっちりタラップを離れて旅の始まりです。

機体が上空へと入り安定すると早速食事が配られます。食事はチキン一択でした。

ドリンクはビールを頼むとサッポロの海外生産のビールでした。

コロールに到着し、入国審査を終えて外に出ると現地代理店のインパックのお迎えを受けます。そこでちょっとうれしいお知らせがありました。今回も例によって激安ツアーなので、ホテルの指定がなかったのですが、直前に送られてきた最終案内ではホテル がパラオホテルになっていたので、パラオホテルに泊まるつもりで来たのですが、パラオホテルが満室でVIP Guest Hotelになりますとのこと。VIPは前回も利用して勝手が分っていますし、なにより全室バルコニー付きです。
バスに揺られてホテルに着くともらった鍵の部屋番号は302でした。階段からは一番遠い部屋でしたが、角部屋でバルコニーが2面に面しています。器材干しに困らなそうです。翌日のダイビングのピックアップは9時とのことで、7時に目覚ましをセットして眠りにつきました。このとき既に2時になっていました。

2日目-ダイビング1日目(2013/3/9)

朝食はホテルを出てすぐのパラオ風の屋根を使ったCHIAN CHIAN SNACK BARでハンバーガーを買って部屋で食べました。

今回も前回のパラオと同じくクルーズコントロールにお世話になります。

手続きを終えると出航は10時近くなっていました。ボートはブルーコーナー方面に向かいます。

またジャーマンチャネルでチェックダイブかなと思っていると着いたポイントはジャーマンチャネルではなさそうです。ポイントはデクスターウォー ルとのことです。

アルモンドのガイドでダイビングの開始です。浅場でまずはチェックダイブです。マスククリアとレギュレーターリカバリーを順番に行いました。

ハナビラクマノミが卵を守っていました。

そのイソギンチャクの中にはエビが隠れています。

ダイビング前のブリーフィングでAKIRAさんからカメポイントですとの話がありましたが、本当に次々とカメが現れます。

ノコギリダイの群れやオレンジフィンアネモネフィッシュなども見ることが出来ました。

そしてまたアオウミガメにタイマイです。チェックダイブだけどあなどれないデクスターウォールでした。

1本目を潜り終えるともうお昼時だったのでお弁当です。

クルーズコントロールで作っているお弁当とのことで、ちょっとおしゃれなお弁当箱に入っています。 おいしかったです。

2本目はいきなりブルーコーナーです。エントリーするとすぐにナポレオンの登場です。

そしてグレイリーフシャークも現れます。

カレントフックで棚の上からフィッシュウォッチングです。次から次へと魚の群れ、そしてサメが現れます。

また大きなナポレオンが現れたかと思うと、マクロも紹介されます。モンツキカエルウオがかわいかったです。

アジもカマスも群れています。

水面休憩をとると次はジャーマンチャネルです。ブリーフィングのあとにAKIRAさんから3時半以降は中層でマンタを見てもOKなので、いるようなら中層を泳いでみましょうとのことで潜ります。

まずはチンアナゴを紹介されていると・・・・。

出ました。マンタです。

そしてどんどん近づいてきてあっという間にこんなに目の前に来て、カメラのフレームに納まりません。

何回も目の前に来てくれました。

中層でもしっかりとマンタを見て、一緒に泳ぐことが出来ました。大満足で初日の3本を終えることができました。

夕飯はモグモグへと出かけました。

レッドルースターのハーフ&ハーフで乾杯です。

パラオフードの盛り合わせと天ぷら盛り合わせ、お刺身盛り合わせを頼んで満腹になりました。

下の写真ですが、お隣の人が注文したフルーツバットスープです。お願いして写真を撮らせてもらいました。最初はそのままの姿で鍋に入って出てきて一度それを見せてから、再度キッチンに持って帰り写真のように盛 り付けて出てきました。お味を聞いてみたところ、すっぱい鶏肉のようとのことでした。

3日目-ダイビング2日目(2013/3/10)

この日も朝起きるといい天気です。

今日のボートは平均年齢高めかつ女性比率多いということで、みなさん日焼け対策万全です。

1本目はシアストンネルに潜ります。

アケボノハゼは写真におさめることが出来ましたが、シコンハタタテハゼは見ることは出来たものの写真にはおさめることが出来ませんでした。

トンネルを抜けるとナポレオンとアオマスクを見ることができました。

2本目はシアスコーナーに潜ります。カスミチョウチョウウオの舞う中を延々泳ぎましたが結局目標の棚までたどり着けずに終わってしまいました。

サメが疑似餌をぶら下げて泳いでいました。

お昼はウーロン島に上陸です。やっぱり陸の上は落ち着きます。

3本目はウーロンチャネルに潜ります。エントリーするとギンガメアジのアジ玉です。

チャネルの入り口でカレントフックを使って、サメ観察をしました。何匹ものサメがグルグル回っています。

1匹のサメの前にコガネシマアジの幼魚がくっついて泳いでいました。

このあと、チャネルの流れに身を任せて流れて行き、エギジットしました。
ダイビングを終えて宿に戻ると、この日の夕飯はスーパーで購入したピザとビールで済ませました。

4日目-ダイビング3日目(2013/3/11)

早くもダイビング5日間の内の3日目の中日になってしまいましたが、今日もいい天気です。

途中でお日様のまわりにうっすらと虹が見えました。

まずは、ニュードロップオフに潜ります。ミナミハタタテダイがなぜか4匹で固まっていました。

オオメカマスも群れています。

遠いですが、インドオキアジの群れです。

そして 棚の上に上がるとヨスジフエダイが群れていました。

インドオキアジの群れを動画でも撮ってみました。

タイマイが休んでいました。

ノコギリダイの群れが明るい棚の上で綺麗でした。

最後にモンガラカワハギを見てエギジットです。

お昼のお弁当はタンパク質が多めの感じでよかったです。

2本目はブルーホールへ潜ります。

白いウコンハネガイを初めて見ました。

そしてノーマルな赤いウコンハネガイも見ました。

ニチリンダテハゼは残念ながら頭しか出してくれません。

オランウータンクラブはなんかもじゃもじゃでよく分りません。

3本目はブルーコーナーに潜ります。

流れが無いのが残念でしたが、それでも十分に堪能しました。
夕飯は今日のボートのメンバーが集まって九州居酒屋で宴会です。
九州といっても日本の九州とは関係ありません。中国式の火鍋屋さんです。

飲み物は自分で冷蔵庫から取り出すしくみです。

下が火をかける前の鍋でそこに店主の孔さんがどんどん食材を入れてくれるので、僕らはただひたすら話を弾ませて、おいしい鍋を食べるだけ。たのしい宴会でした。

5日目-ダイビング4日目(2013/3/12)

いつものように9時にホテルピックアップでクルーズコントロールのショップに着くとスタッフの人が小声でささやいてきます。「他のお客様もいるので大きな 声で は言えないんですが、ペリリューに遠征しようと思うんですが、行きますよね?」もちろん断る訳もなく、なんか訳のわからないうちにペリリュー遠征に行くこ とに決定です。けど、ペリリューといえばダウンカレントが発生することで有名な上級者ポイントです。本当に私たちが行ってしまっていいのでしょうか。まあ、あちらから声をかけてくれたのだからよいのでしょう。ガイドはクルコン代表のはしぞうさんとのことです。アドレナリン出まくりの感じです。このボートで行きます。ゲストは4人のみなので広々でした。

遠かったといえば遠かった気もするし、意外と遠くなかった気もしますし、よく分らないうちにペリリューに到着です。ここで、多くの人が亡くなったんだと思うと自然と手を合わせてしまいます。

エントリーして深度を下げていくとかなたにアカモンガラはたくさん見えますが、肝心のロウニンアジは見えません。

流れに逆らいながら棚を目指しますが、漕いでも漕いでも前に進まない感じです。かみさんの手を引っ張って泳いでいると、アシスタントとして加わってくれていたよーすけさんがかみさんのレギュを 引っ張って一緒に泳いでくれています。

コクハンアラ?のような影とカスミアジアジ?を連れて泳ぐナポレオンなどを遠くに見ただけで、ほとんど成果なく1本目のダイビングを終えました。

港に入って昼食ですが、船内はなんとも言えない重い空気が立ち込めています。

気を取り直して2本目です。カレントのチェック をしたはしぞうさんが「カスミアジがいる」とのことで、とりあえず今度は何もいないことは無さそうです。下の写真の中の1匹を取り出して拡大してみるとロウニンアジのようです。しかし深すぎます。36mまでは潜りましたが、一人でそれ以上潜るのも危ないと思って深追いはしませんでした。

その後、棚の上ではいろいろと魚を見ることができました。

3本目はペリリューを離れてタートルコーブに潜 りました。ハナグロチョウチョウウオです。

アオマスクです。

スミレナガハナダイです。

ハクテンカタギです。

夜はこの日ペリリュー攻略に参加した4人でMingels SoThaiでタイ料理とビールを楽しみました。

6日目-ダイビング5日目(2013/3/13)

この日は翌日早朝に帰りの飛行機に乗るため、早朝ダイビングに参加しました。午前5時にピックアップなので、まだ空は真っ暗です。

まずは、ブルーコーナーに潜ります。ブラックフィンバラクーダ、イソマグロそしてグレイリーフシャークを十分に堪能しました。

カスミチョウチョウウオです。

ナポレオンフィッシュです。

1本目を潜り終えると朝食です。味噌汁とこの場で巻いてくれたおにぎりです。

2本目はジャーマンチャネルに潜ります。フウライチョウチョウウオです。

ハナグロチョウチョウウオです。

ヒメダテハゼです。

ツユベラ幼魚です。

これで、今回のパラオのダイビングはすべて終了です。14本潜りました。

ショップに帰り、器材を片付け、ログ付けをして昼食のカレーを食べてから宿へと送ってもらいました。

この日も夕飯は部屋で済ますことにして、スーパーへ買い物に行きました。オーバードライブでお土産を購入して部屋に帰り、シャワーを浴びてからピザを食べつつビールを飲むと翌日の2時15分の出発に備えて、早々と寝ました。

5日目-帰国(2013/3/14)

帰る日になってしまいました。2時5分までにチェックアウトするようにとのことだったので、0時30に起きだしてパッキングをしました。
帰りのデルタ航空も行きと同じく、Boeing757-200を使用したDL96便は定刻通りに離陸しました。

6時頃になると徐々に明るくなってやがて朝焼けがきれいでした。

朝食の後にさらに特大のクッキーとドリンクのサービスがありました。

成田には予定より早く着陸しました。

そのおかげで予定より早く家にたどり着くことがで きました。