パラオ5

昨年の7月に行ったばかりのパラオですが、ベストシーズンの2月に、いつものようにかみさんと二人で行ってきました。中国武漢で発生した新型コロナウイルスでミクロネシアが日本からの旅行者を入国制限する中でパラオや帰りの台湾にに入国できるかが心配でしたが、無事に行って帰ってきました。

1日目-成田空港からパラオへ(2020/2/12)

今回のパラオ行きも前回と同じく中華航空を使います。成田出発は今回はさらに5分早まって午前9:20です。しかしまあいいだろうと7:38に空港第2ビルに到着予定の電車で成田空港へと移動しました。電車はわずかに遅れましたがほぼ定刻に成田空港第2ビルに到着しました。両替をするとチェックインの列に並びました。

すぐにチェックインは終了して、あまり時間が無かったのでさっさと出国審査を受けようと手荷物検査の列に並ぼうとするとなかなか列の終わりに着けません。すごく歩いてようやく列の終わりにたどり着きました。列が長かった割には手荷物検査の回転はよかったようですぐに手荷物検査、出国審査を終えることが出来ました。

搭乗ゲートに到着するとすぐに搭乗が始まりました。

定刻より気持ち早く搭乗ゲートを機体は離れました。上空に達するとさっそく食事です。チキンかカレーかの選択でしたがチキンを頂きました。

機内エンターテインメントでターミネーター ニュー・フェイトを見たのですが、興行成績は良くなかったとの話のこの映画ですが、自分は十分に楽しめました。

ディスプレイで乗り継ぎ情報を見ることが出来ました。僕らの乗る予定のコロール行きが先頭に表示されていました。思えばこの画面を手元のチケットときちんと見比べておくべきでした。ディレイが出ていないことを見て安心してそれ以上確認しませんでした。

台北に到着してチケットに記載されている搭乗ゲートへと移動してみると乗る予定のものとは全く異なる便の表示が出ています。そこにあった張り紙を見ると搭乗ゲートの変更が記載されていました。慌てて変更されたゲートに向かいました。A棟からD棟への移動で疲れました。それでも搭乗ゲートに着いたときにはまだ搭乗は始まっていませんでした。やれやれです。少し経つと搭乗が始まりました。

パラオ行きのBoeing737-800は後方の座席が空いているようでした。この便も機体が上昇するとすぐに食事になりました。今度はフィッシュを頂きました。

機体が降下して下が見えてきました。ワクワクです。

空港に到着すると激しい雨が降っています。なのに雨が吹き込む場所で先がつかえて足止めです。何かと思っていると機内で書くように配られた新型肺炎コロナウィルスCOVID-19の自己申告書の確認と体温検査を一人ひとり行っていました。

入国審査を終えてスーツケースを受け取り管理エリアの外に出ると今回もインパックのガイドの方が待っていてくれました。前回はピックアップされた人数が少なかったので普通の車でしたが、今回は小さいながらもバスに乗ってホテルへと向かいました。僕らの泊まるウエストプラザダウンタウンが最初の停車でした。さっそく部屋に入ると前回はバスタブなしのシャワーのみの部屋でしたが今回はバスタブ付きの部屋でラッキーでした。

夕飯はフライドチキンとピザを買って来てビールで乾杯しました。

2日目-ダイビング1日目(2020/2/13)

さあ今日から4日間ダイビングです。しかし天気が悪くて寒いです。今回もクルーズコントロールにお世話になります。ボートはゲメリス方面に向かいますが雨は降ってくるし風は冷たいしでボートコートなしではいられない天気でした。ほんとにレンタルのボートコートがありがたいです。

まずはジャーマンチャネルに潜ります。潜り始めて少し泳ぐとマンタのクリーニングステーションはまだですがすぐにマンタが現れました。

クリーニングステーションに着くとここでもマンタが現れてくれました。

途中からマンタが2匹に増えました。

エギジットしようと深度を上げて行くとその下をマンタが通り過ぎて行きました。まるまる1本マンタを堪能しました。

水面休憩の後、ブルーコーナーに潜りました。棚の上でカレントフックを掛けてフィッシュウォッチングです。

グレイリーフシャークがどんどん現れます。

オオメカマスの群れも現れました。

カレントフックを外して流されていくとブラックフィンバラクーダがいました。

ヨスジフエダイとノコギリダイが混ざって群れていました。

ミヤコテングハギが大きな群れをつくっていました。

ここでお昼ご飯です。鳥の唐揚げが大きくて食べ応えがありました。

3本目はニュードロップオフに潜りました。ここでもカレントフックを使ってフィッシュウォッチングです。グレイリーフシャークをここでも見ました。

途中でカレントフックを掛ける場所を変えると目の前までフレイリーフシャークが来てくれました。とくにこの尾びれの欠けたのが何回も目の前に来てくれてすごい迫力でした。

帰りもさえない天気の中を凍えながらダイビングショップへと帰りました。

夕飯はSURANGEL'Sで買った冷凍ピザをホテルの電子レンジで解凍して食べました。

3日目-ダイビング2日目(2020/2/14)

この日は昨日より天気は回復してきていて青空ものぞく天気になりました。ボートにゲストは3人だけでしたが、途中で早朝ダイビングの人が移動して加わるとのことでした。今日もボートはゲメリス方面に向かい、1本目はジャーマンチャネルです。ガイドのErwinが砂地でカレイ?ヒラメ?を教えてくれました。

ツカエイが砂に埋もれていました。

チンアナゴが砂地から顔をのぞかせていました。

ウミウシがいました。シラナミイロウミウシでしょうか。

オオメカマスの群れが横を泳いで行きました。

そして今日もマンタを見ることができました。

1本目のダイビングを終えてボートに上がると昨日のボートで一緒だった人が4人早朝ダイビングから移動して加わっていました。イルカがいるとのことでボートをそちらに寄せるとイルカが寄って来てくれました。

水面休憩の後、今日もまたブルーコーナーに潜ります。ただし今回はマクロ穴に行きますとのことです。一気に水深30m過ぎまで潜りまずはヘルフリッチを探します。穴の左端にいるとのことでしたが、確かにいました。とりあえず写真を撮り穴の右側に移動してみるとアケボノハゼがたくさんいました。

アケボノハゼを撮るとガイドのErwinが呼ぶので行ってみました。こちらにもヘルフリッチがいました。これは独占していたので落ち着いて写真を撮ることができました。

ハゼを見終えて棚の上に行くとタコのオスとメスが近くにいました。この後安全停止をしながら上から見ていると交接をしていました。

そしてお昼ご飯です。今日のおかずのメインはハンバーグでした。

3本目もブルーコーナーです。今度は普通に潜ります。見渡すかぎりのグレイリーフシャークですごい迫力でした。

視界の範囲に絶えず4~5匹以上のグレイリーフシャークがいる状態が続きました。

棚の上ではモンツキカエルウオがかわいい顔をのぞかせていました。

夕飯は一昨日と同じ店でフライドチキンとフライドポテトを買い、昨日のピザの残りを食べました。

4日目-ダイビング3日目(2020/2/15)

一昨日から昨日へとだんだんと回復してきた天候が今日はすっかりとよい天気になりました。今日はウーロン方面に行きますとのことでした。

1本目からウーロンチャネルに潜ります。ホソフエダイが群れていました。

深い位置で小さなサメが何匹も集まってぐるぐると回っていました。

ヤマブキハゼが全身を穴から出していました。

Erwinがウミシダからコマチコシオリエビを探して見せてくれました。

さらにこちらのウミシダからはウミシダウバウオです。結局ウーロンチャネルはまるで流れずキャベツコーラルまで行きつかずに終わってしまいました。

水面休憩の後、2本目はグラスランドに潜ります。まずはお約束の手のクリーニング。

ここでもチンアナゴです。

ホウセキキントキが群れていました。

テングカワハギがサンゴの影に隠れていました。必死になって撮影していたらこの後、まるでサンゴに隠れずにいる個体がたくさんいて力が抜けました。

午前のダイビングを終えてお昼ご飯です。メインは白身魚の南蛮でした。

3本目はシアスコーナーに潜ります。ホホスジタルミの幼魚がいました。

カスミチョウチョウウオが群れていました。

透明なエビがいました。以上で本日のダイビングは終了です。

今日の夕飯はWCTCのお隣にあるYano's Local Food Marketで魚とサラダとチキンステイックを購入しました。

5日目-ダイビング4日目(2020/2/16)

ダイビングは今日でおしまいですが、すっかりいい天気になりました。ガルメアウス島で体験ダイビングに参加する3人を下ろしてゲメリス方面に進みます。

まずは今日もジャーマンチャネルに潜ります。マダラタルミの幼魚がいました。

泳いでいるといきなり右手にマンタが現れました。

お腹を砂にこすりつけたと思ったらすぐにいなくなってしまいました。

クマノミのいるイソギンチャクにイソギンチャクモエビが付いていました。

ネジリンボウのペアがいました。

水面休憩を取り今度はブルーホールに潜ります。ウコンハネガイがいました。

本当にきれいです。

この日のお昼ご飯はカツサンドでした。

3本目は今回のパラオのダイビングの締めです。ということでやはりブルーコーナーです。ただし、今回は棚の上を流していきます。ギンガメアジが群れていました。

ネムリブカが休んでいました。

ミナミギンポがいました。

ヨスジフエダイとノコギリダイの混泳がきれいでした。

これで4日間のダイビングは終了です。ガルメアウス島で体験ダイビングをした3人をピックアップしてダイビングショップへと戻りました。

ダイビングショップへ戻ると機材を洗い、精算をしてからホテルへと送ってもらいました。

夕飯はWCTCで買ったもので済ませました。

6日目-台北へ(2020/2/17)

夕方には台北に向けて移動するのでもう今日はダイビングは出来ません。することがなくて暇なので昨年7月と同様にアンティアス ボディケア(anthias body care)に行きました。かみさんはホットストーンマッサージ、僕はタイ古式マッサージを受けてすっきりしました。

来たときと同様に空港へはバスで送ってもらいました。途中で目の前にスーツケースのみを先に集めて回るバンがいました。

空港に到着すると来たときには気がつかなかったのですが大規模な増築工事をしていました。

荷物を預けて出国審査を終え待合室に入ると肺炎対策ということでかみさんからマスクを渡され、久々にマスクをしました。しかしマスクしていると耳が痛くなっていやなのですが。

やがて搭乗が始まりました。

機内では行きのパラオ入国と同じように体調の申告書が配られました。

すぐに食事になりました。ビーフを選びました。

飛行機を降りたすぐのところに台湾入国にあたってアフリカ豚コレラのリスクの低い国から来た便に搭乗していたことを証明する札を取るようになっていました。この後入国審査に向かう途中でこの札と体調の申告書の確認がありました。

入国審査を終えるとMRTに乗って台北に向かいました。

ホテルは台北の駅の目の前を選んでいたのですが、Google Mapsでその位置に行っても予約した名前のホテルがありません。さんざん周囲を探してもないので別の名前が出ているホテルに行ってみると受付にホテル名変更のお知らせが出ていました。部屋は綺麗でコンセントもたくさんありおまけに1階にはセブンイレブンがあるという激安だった割にはなかなかよいホテルでした。

部屋には水も無かったので早速1階のセブンイレブンに行って水とお茶とおにぎりをゲットしました。

しかし寒いです。MRTを降りてから寒い寒いと思っていたらiPhoneの気温は9℃を表示していました。部屋の中の温度も低いのに布団は1枚だけで冷房はあっても暖房機能は無かったので寒い中を眠りにつきました。

7日目-帰国(2020/2/18)

6時半ころ目を覚ましてiPhoneで温度を見ると11℃と表示されていました。今朝も寒いです。セブンイレブンに行ってお粥を買って電子レンジで温めて食べました。

さっさと空港に行ってしまおうということでちょうど駅の前の噴水のポケモンGOのジムにくろたまごが出ていたのでトルネロスのレイドバトルをしてからMRTに乗って桃園空港へと移動しました。

空港に着いて受付カウンターを探そうと表示を見ると中国行きの便のRemarksの欄が全て赤でCancelledになっていました。

チェックインを済ませると地下のフードコートで食事をしました。かみさんが豆花というのを食べたいというのでそれが付いてくるラーメンのセットを頼んだのですが残念ながらいまいちな味でした。

台北からはA330でしたが座席が中央4席の真ん中2つでした。

食事はシーフードスパゲッティを頂きました。見ていた映画「オブリビオン」を見終わらないうちになぜか台湾の入国手順の説明ビデオが流れ始めましたが、再度映画に戻ってぎりぎりで映画を見終えることが出来ました。

地元までの電車は京急が一時不通になっていたようで遅れているとのことでしたが、わずかな遅れで済んで家に帰りつくことが出来ました。