モアルボアル2

LCCのセブパシフィック航空の激安チケットをゲット出来たので2年ぶりにモアルボアルに行って潜って来ました。

1日目-成田空港からセブ島モアルボアルへ(2015/9/6)

いつものように京急に乗り上大岡で特急に乗り換えるとあとはそのまま乗り換えなしに成田へ直行です。今回はLCCのセブパシフィック航空を使ってセブに向かいます。あらかじめウェブチェックインを済ませてあったので長い列に並ばずに済んであっと言う間にチェックインできました。今回は預入荷物を20Kgでチケットを購入していたのですが、レギュレーターを手荷物に入れてしまったのでなんとか2人で40Kgに抑えることもできやれやれです。

時間が出来たのでカードラウンジで乾杯です。

手荷物検査を受けて出国審査を受けてから今回はLCCなので食事が付かないので昼食用に何かを買っておこうとして時間を取ってしまいました。出発ゲートに着くと既に搭乗が始まっていました。

急いで搭乗です。

飛行機はほぼ定刻に出発しました。上空に上がると先ほど空港で購入したサンドイッチを食べました。けれども機内誌に載っていた有料の機内食は手頃な値段でした。これならわざわざ空港で食事を買う必要は無かったかもしれません。

空港に到着すると入国審査を受けてスーツケースをピックアップして両替です。1箇所しか開いていない両替所でちょっと時間をくってしまいました。

空港の建物の外へ出てすこし右へ進むとオーシャングローブの本田さんから連絡のあったとおりにすぐに迎えの人と落ち合うことが出来ました。結局空港を出発したのは5時近い時間になってしまいました。空港を出てマクタン島からセブ島へ渡る橋を通ると虹が見えました。

途中でガソリンスタンドに寄り、給油の間に買い物とトイレに行くかと聞かれたのですが、成田空港で買ったお茶もあったしトイレも空港で済ませたので特に車からは降りませんでした。

結局3時間ほどかかって8時頃にモアルボアルのサベドラビーチバンガローに到着しました。さっそく夕飯を食べに出かけます。ラストフィリングステーションでサンミゲルを飲みながら魚のグリルとピザを食べました。

2日目-ダイビング1日目(2015/9/7)

朝起きるといい天気です。

朝飯を食べに夕べに引き続きラストフィリングステーションへ行きました。ミューズリーをオーダーするとヨーグルトを切らしていてミルクになるとのことだったのでミューズリーはやめてフレンチブレックファーストにしました。

8時半出航なので初日は早めに8時に来てくださいと前日に本田さんから言われていたので8時にオーシャングローブに着いて書類を書いて準備を済ませました。この日は数日前にオーシャングローブのボートがオイル漏れを起こして修理中がまだ済んでいないとのことで借りたボートでダイビングなのですがそのボートがなかなか来ません。結局ボートが来て出航したのは9時を過ぎていました。1本目は南側のポイントのサンパギータに潜ります。エントリーするといきなりアオウミガメが浮上してきました。

しかしこのダイビングではウェイトの重さの選択をミスしてしまいました。半年前のモルディブでは最後の方のダイビングでは3Kgのウェイトでは重いような気がしていたので2Kgで潜ってみたのですが、後半は体が浮き気味なのを必死で潜る感じになってしまいました。最後は安全停止の時間は体を沈めることが出来ずに浮いてしまいました。恥ずかしいです。そして波があったのでエギジットが大変でした。

ウエイトを3Kgに増やして2本目のトンゴを潜ります。ミドリさんがなんか地味なエビを紹介してくれました。

クラカケチョウチョウウオがペアでいました。

ミドリさんがバサラカクレエビを探してくれました。

2本目が終わると昼食です。シルバーレイに行こうということにして行ったのですが、お店のサイズが左半分のみになって右側はプレジャープリンシプル・レストバーというちょっとおしゃれな感じのお店になっていました。

昼食を食べ終わるとすぐに3本目のダイビングの時間です。ホワイトハウスに潜りました。ローランドダムゼルの幼魚が可愛かったです。

ミドリさんがイソギンチャクの中からコロールアネモネシュリンプを探し出してくれました。

岩陰の小さな砂地にはハタタテシノビハゼがいました。この小さな砂地の右側にはニチリンダテハゼもいました。

少し移動するとまたニチリンダテハゼがいましたがこちらのムナビレには寄生虫がついてしまっているような感じでした。

1日目のダイビングを終えて一休みしてから夕飯です。しつこくラストフィリングステーションに行ってサンミゲルを飲みながら魚のステーキとピザを食べました。

3日目-ダイビング2日目(2015/9/8)

朝食もしつこくラストフィリングステーションです。この日はヨーグルトがあるとのことだったのでミューズリーを頼みました。

2日目の1本目はドルフィンハウスに行く予定なのですが、今日もボートがなかなか現れません。また予定時間に遅れて出航です。まずは大きなイソコンペイトウガニを見ました。

ヘコアユがユラユラと泳いでいました。

アカメハゼが数匹、サンゴの上を泳いでいました。

目がサッカーボールのヤマブキハゼです。

カクレクマノミもいました。

ボートの上で水面休憩を取っていると天気がどんどん悪くなってきて強い雨が降り出してしまいました。雨の中を2本目はタブルサンクチュアリーに潜ります。まずはヒゲニジギンポです。

またヤマブキハゼを見ました。

バブルコーラルシュリンプも見ました。

ちょっとでも砂地があるとそこにはもれなくニチリンダテハゼがいるような感じです。

頭しか出ていませんがミドリさんがこのあと穴から出させて全身を見ることができました。セグメンテッドブレニーとのことでした。

そのすぐ下側にはヒトスジギンポもいました。

ボートから岸に戻るのに水中を歩いているときに派手に転んでしまいました。ダイビングショプに戻ってウェットスーツを脱ぐとかなり大きな出血を両すねにしていました。

昼食はまたシルバーレイに行きました。この日は僕はベーコンサンドイッチを食べました。

午後は僕ら夫婦だけでした。どこに行くかミドリさんは悩んでいたようですが、「イワシ見たいですか?」と聞かれたので「ぜひ」と答えてイワシの群れを見に行くことになりました。ボートはオーシャングローブのボートの修理が出来たとのことでオーシャングローブのボートを使いました。オーシャングローブの前から少し北に進むとそこに停泊している別のダイビングショップのボートにロープを結んでもらいエントリーです。あとから聞いたらポイント名はオスカーケーブとのことでした。エントリーして少し南側に泳ぐと黒いかたまりが水中に見えてきました。イワシの群れです。

動画を撮ってみました。

近づいてアップにしないとわかりませんが本当にイワシです。それにしてもすごい迫力でした。

イワシの群れを後にして南へ進むとアオウミガメがいました。

オーシャングローブの目の前の水深2mくらいの場所にミツボシクロスズメダイとカクレクマノミが同居していました。ビーチからエギジットしました。

ダイビングを終えて少し休んでから夕飯をどこにしようか考えながらシルバーレイの前に行くと二人で食べるのにちょうど良さげなサイズのハタが並んでいたのでそれをグリルでと頼んだらライスを付けるというのでライスは要らないというと代わりに小さなサラダを付けてくれました。あ、もちろんサンミゲル付きです。

お腹はいっぱいになりましたが、飲み足りなかったのでチリバーに行ってウイスキーなどを飲みました。お店の中の海際の席はヨーロピアンで込み合っていました。

4日目-ダイビング3日目(2015/9/9)

最後まで朝食はラストフィリングステーションで食べました。僕はフレンチブレックファーストを食べましたがかみさんはあまりお腹が空いていないとのことでフルーツの盛り合わせを食べました。

今日はダイビング最終日です。二人とも2本潜る気まんまんだったのですが、ミドリさんにお止めなさいと言われて1本で終えることにしました。というわけで最後のポイントとなるトンゴです。まずはニチリンダテハゼです。この3日間わずか7本のダイビングでどれだけたくさんニチリンダテハゼを見たかわかりません。とにかくたくさんいました。

アオウミガメもたくさん見ましたがまた現れてくれました。

ニシキフウライウオはペアでいたのですが近づいてくれませんでした。

ヤマブキハゼも今回はたくさん見ました。 

ホワイトラインコームトゥースブレニー。

最後はサンゴがモリモリと生い茂った場所で長時間の安全停止で楽しませてもらいました。

機材を洗って干してからまだまだ時間があったのでトライシクルに乗ってモアルボアルの街中まで行ってみました。

ローカルの入るレストランで適当に指差しで料理を頼んで食べてみましたがどれもおいしかったです。

食べ終わってもまだ時間があったのでハロハロも食べて満腹になりました。

トライシクルにまた乗ってサベドラまで戻り、部屋で休んでいると激しい雨が降ってきてしまいました。機材が乾くかなぁと不安になりましたが、雨が止むまで待ってオーシャングローブまで行きダイビング代金の清算をして機材も引き上げてきました。

翌日の朝はピックアップが超早朝の午前1時なので早く夕飯を食べようということになりいろいろとレストランを見てみましたがまだどの店も準備が出来ていないしお腹も空いていないのでメニューを見ても食欲がわかないので一度部屋に戻って検討です。

結局カフェセブアノに行くことに決めて時間が遅くなってから再度部屋を出ました。サンミゲルのグランデがあったので頼みました。

食事はラプラプを料理してもらいました。

食事もそこそこに部屋に戻り午前0時にアラームをセットして寝ますがなんと宿の前のバーで生演奏が始まってしまいうるさいことこの上ないです。それでもアルコールが入っていたせいか何とかうとうととすることが出来ました。

5日目-帰国(2015/9/10)

午前0時にアラームが鳴りベッドから出てパッキングの開始です。しかしウェットスーツがまだ完全に乾いていません。それでも無理やり荷物をスーツケースに収めてちょうど1時直前に送迎車が来ました。オーシャングローブの本田さんも見送りに来てくださいました。

行きは3時間かかった道のりですが、さすがに午前1時はほとんどすれ違う車もトライシクルもいません。順調に車は進んで2時間でマクタン島のセブ空港まで着いてしまいました。

しかし荷物検査のカウンターが開いていないので中に入れません。幸い空いている座席があったので座って荷物検査が始まるのを待つことができました。

3時半ころになってようやく荷物検査のカウンターが開いて、中に入ることが出来ました。それでさっそくセブパシフィック航空のチェックインカウンターに並ぶことが出来ました。入ってすぐに成田行きのチェックインカウンターがあったので並んだのですが成田でチェックインしたときのようにWEBチェックイン用のカウンターは無いかと思ってよくよく見ると左側に2個所香港行きのカウンターがあってその左側がWEBチェックイン専用のカウンターのようでしたので並びなおしました。幸いWEBチェックイン専用のカウンターは6人組くらいの香港行きのグループがチェックイン中なだけで並んでいる人はいません。すぐに受け付けてもらえそうです。

ところがこのグループが何かトラブっているみたいでなかなかチェックインが終わりません。かなり長い時間待たされて僕らの順番になりました。でチェックインでスーツケースの重さを計られたのですが、二人分で43Kg越えです。スーツケースから手荷物に荷物を移すように言われてチェックインカウンターで荷物を広げて少し荷物を出してようやくチェックイン完了です。この後出国税を払って手荷物の保安検査を受けました。

しかし今度は手荷物に入れたダイビング機材のレギュレーターをこれは持ち込めないと言われてまたチェックインカウンターへと逆戻りです。かみさんがさっきスーツケースが重量超過と言われたときにメッシュバッグを取り出していたので、ちょっと不安ですがこのメッシュバッグにレギュレーターを入れて重さを計ると800ペソの超過料金を払えとのことです。現金を扱っているキャッシャーのカウンターが保安検査場の反対側の離れた位置だったので延々とそこまでセブパシフィックのおにいさんに連れられて行きました。

超過料金を支払いレシートを受け取って再びチェックインカウンターでレギュレーターの入ったメッシュバッグを預けて再び保安検査場で手荷物の検査を受けます。今度は無事に通過して指定された3番ゲートに向かいます。途中にお土産屋さんがありましたが、どこも商品の搬入をしていて営業している様子がありません。結局3番ゲートの前の椅子に座ってここはフリーWi-Fiが入るのでネットで日本のニュースを見てみました。関東地方では大雨で大変なことになっているようです。成田からの電車が大丈夫なのか不安になります。

5時25分になると搭乗が開始になり飛行機に向かいます。外の風景を見るとようやく空に陽がさし始めて朝焼けが見えました。

飛行機は5時55分発の予定でしたが5時45分にはもうボーディングブリッジを離れて5時55分にはテイクオフしました。

上空に達すると食事の販売があったので僕はハムとチーズをはさんだクロワッサンを食べました。一緒に頼んだチョコレートドリンクが濃厚でおいしかったです。どちらも100ペソであわせて200ペソでした。

かみさんはカップヌードルと水を頼んでいました。カップヌードルも100ペソで水は50ペソでした。

イワシの群れ

飛行機は予定よりちょっと早めに成田空港にランディングしました。

飛行機を降りて入国審査を受けて預け入れ荷物を受け取ります。宅配業者にスーツケースを送ってもらうのに分けて預けたレギュレーターとこまごました手荷物にしたものをスーツケースに詰め込み税関を通り外に出ました。

JAL ABCにスーツケースを預けてレストランに入るほどお腹は空いていなかったのでおにぎりを買って京成に乗り込みます。

電車は押上行きでした。電車の中でおにぎりを食べて押上に向いますが電車の中では遅延情報が流れていました。

押上の2番線ホームに電車が入るとちょうど動き出した三崎口行きの電車が見えました。結局次の三崎口行きまで延々と待ってから電車に乗って座ることができました。

その後は定刻を少し遅れただけで電車は進み無事に地元の駅にたどり着きました。雨は降っているものの小降りで助かりました。家に向う途中にあるスーパーに立ち寄り買い物をして家にたどり着きました。