これまでに訪れたおすすめの海外ダイビングサイトの紹介です。
おすすめ海外ダイビングサイト
モルディブ
これまでモルディブには計7回ダイビングに訪れています。うち6回がクルーズで1回がリゾート滞在です。モルディブのダイビングを一言で言えばダイナミックで魚影が濃い海を楽しめることだと思います。計5回イクエーター号のクルーズに、1回プリンセスハシーナ号のクルーズに乗船したのですが、クルーズではジンベエザメ、マンタなどの大物からハゼまで特色の異なるいろいろなポイントを楽しむことが出来ます。
モルディブではCカードのランクに応じて潜ってよい深度が厳格に指定されています。オープンウォーターでは18m、アドバンス以上なら30mです。そのためクルーズに乗船するにはアドバンスの取得が必須とされています。
また、日本や太平洋の海では見ることのできないインド洋固有種も見ることができます。
乾季は通常透明度がよいですが、雨季には透明度が落ちることがあります。また乾季は海況はおおむね穏やかですが雨季にはかなり荒れることがあります。環礁内に滞在している限りは問題ないのですが、環礁を超えて移動する際にはかなりボートが揺れることがあります。
ただモルディブは日本からは決して近いとは言えない距離にあります。昔はスリランカ航空の直行便もあったようですが、いまはどの航空会社を使っても1度は乗り継ぎをしないといけません。
モルディブには計7回ダイビング旅行に行き、旅行記を書いています。よろしければこちらもどうぞ。
モルディブ3(2012/06)
モルディブ4(2012/11)
モルディブ5(2013/09)
モルディブ6(2015/03)
モルディブ7(2019/11)
パラオ
パラオの海は透明度がよい上に魚影が濃いというまれな海です。そしてパラオといえばブルーコーナーです。棚の先端でカレントフックで水中を舞いながら見るグレイリーフシャークは最高です。
ジャーマンチャネルではかなりの高確率でマンタを見ることが出来ます。込み合う日にはダイバーとシュノーケラーですごいボートの数になります。
またダイビングではないですがジェリーフィッシュレイクのタコクラゲの群れは幻像的です。無害なので刺される心配はありません。
パラオへは以前はデルタ航空が成田から直行便を運航していましたが現在は運航していません。スカイマークが就航を計画しているとの話も耳にしましたが2019/7の時点では確定していないようです。また日本航空と全日空が不定期にチャーター便を運航しているほかユナイテッド航空を使えばグアム経由で成田、中部、関西、福岡からは毎日、札幌・仙台からも曜日指定で行く事が出来ます。
パラオには計5回ダイビング旅行に行き、旅行記を書いています。よろしければこちらもどうぞ。
パラオ2(2013/03)
パラオ3(2017/05)
パラオ4(2019/07)
パラオ5(2020/02)
シミラン
シミランはタイのインド洋側、プーケットの北側にあります。カオラックというリゾートに宿泊すればデイトリップで行くことが出来ますが港から遠いのでおすすめはクルーズです。シミランクルーズでは一日に4ダイブするのが一般的なスケジュールでハイライトはシミラン島の先にあるリチェリューロックという岩礁でのダイビングです。運がよければジンベエザメを見ることもあるようです。
シミラン島とリチェリューロックの途中にあるボン島ではマンタが出ることがあるそうですがこれはよく見ることのあるナンヨウマンタではなくてオニイトマキエイだそうです。この他にもタチャイピナクルでの魚の群れなど見どころが多いです。
シミランクルーズには計2回乗船し、旅行記を書いています。よろしければこちらもどうぞ。
シミラン2(2014/03)
サイパン
サイパンは一時はグアムと並ぶ近場の南国リゾートとして賑わっていましたが、リゾートとしては今ではすっかりグアムに水をあけられてしまいました。しかしダイビングサイトとしてはグアムよりもおもしろいように感じました。サイパンでは大物といえばこれマダラトビエイです。運がよければ編隊を見ることが出来ます。
サイパンで一番有名なダイビングポイントはグロットですが帰りの階段は本当にしんどかったです。ビーチエントリーですがこの他にもラウラウビーチなどのビーチエントリーのポイントがあります。
サイパンではリーフの内側にダイビングポイントがたくさんあるのでそういったポイントでは海が穏やかで初心者の方でも無理なく潜ることのできるポイントが多いように思います。また海況がよければサイパン島の南側にあるテニアン島のポイントにも足を延ばして潜ることが出来ます。
サイパンの海の透明度のよさは特筆出来ると思います。ただそのぶん魚影の濃さという点では物足りなさもあるのですが。
サイパンには計4回にダイビング旅行に行き、旅行記を書いています。よろしければこちらもどうぞ。
サイパン2(2008/12)
サイパン3(2009/12)
サイパン4(2013/01)
アニラオ
アニラオはフィリピンの首都マニラから車で南に3時間ほど行った位置にあるダイビングサイトです。基本的にマクロの生物が売り物の海でなんといっても特筆すべきは日本からのアクセスの良さでしょう。
成田からはフィリピン航空、日本航空、全日空、デルタ航空、セブパシフィック航空が計7便。羽田からは全日空とフィリピン航空が、関空からはフィリピン航空とセブパシフィック航空とジェットスターが、中部国際空港からはフィリピン航空とセブパシフィック航空が、福岡空港からはフィリピン航空がそれぞれ飛んでいます。こんなに選択肢があって日本各地から便のある空港から行くことのできるダイビングサイトは他にありません。
海はマニラが近くてきれいなのかと思いますが大丈夫です。綺麗です。ただし住民の住んでいる場所に近いダイビングポイントではゴミが沈んでいたりもします。大物やワイドを求める方の要望には全く応えることはできませんがマクロ好きには堪らない海です。
アニラオには計3回ダイビング旅行に行き、旅行記を書いています。よろしければこちらもどうぞ。
アニラオ2(2016/1)
アニラオ3(2017/1)
モアルボアル
モアルボアルはセブ島にある町でその中のパナグサマビーチというところにダイビングショップとダイバー向けの小さな宿、そして小さなレストランが海岸沿いの細い道に並んでいます。見物はイワシの群れです。
この他にもハゼなど見どころは多くサンゴも見事です。
ちなみにおいしくて安いレストランが多いです。ただしモアルボアルの市街地までトライシクルに乗って行かないと両替も出来ません。本当にこじんまりとしたところです。(それがよいのですが)
モアルボアルには計3回ダイビング旅行に行き、旅行記を書いています。よろしければこちらもどうぞ。
モアルボアル2(2015/09)
モアルボアル3(2017/12)